国家「一帯一路」提唱に積極的に対応し、より高い品質、より広い範囲、より深いレベルの対外開放新仕組みを構築し、「一帯一路」モデル区の構築に努めるため、次の実施案を制定する。 

　　　一、指導思想と業務目標 

　　　(一)指導思想。 

　　　習近平新時代の中国特色のある社会主義思想を指導とし、国家「一帯一路」によって提唱される全体配置に従い、「政策の意思疎通、施設連通、貿易順通、資金融通、民心相通」の全体的要求をめぐり、唐一軍省長の葫芦島視察時の指示精神を真剣に貫き、中国-モンゴル-ロシア経済回廊、中央および東ヨーロッパ「16+1」経済貿易提携モデル区の建設に参加することを重要な媒体とし、遼寧省沿岸経済ベルトの開発と開放を主な焦点として、インフラ建設の強化、投資と貿易の円滑化レベルの改善、北東アジアとの深い協力の促進に力を尽くし、対外開放新仕組みを全面的に構築し、葫芦島市を「一帯一路」建設のための特色のあるモデル区に構築するよう努める。 

　　　(二)業務目標。 

　　　3年から5年の模索と実践によって、当市を活発な貿易、便利な投資、優れた徳書のある産業、完璧な金融サービス、効率的で便利な監督管理、一流のビジネス環境、明らかな放射線駆動効果を備えた特色のある開発開放センターに建設するよう努力する。 

　　　1. 当市の地理的優位性を十分に活用し、多くの重点インフラストラクチャ相互接続プロジェクトを構築し、港湾リソースの統合を促進し、「港、産、城」の一体化を実現し、当市を「一帯一路」建設の関内外連接の重要な交通要衝、中国-モンゴル-ロシア-日本-韓国の陸海通し運輸大通路の重要な結節点にする。 

　　2. 改革と革新の成果を最大限に活用し、投資と貿易の利便性を全面的に促進し、国際的なビジネス環境を構築し、多くの重大対外開放プロジェクトを導入し、産業の構造調整および構造転換と高度化をを促進し、改革開放で葫芦島市の全面的な復興を導く。 

　　3.当市の非鉄金属、機器製造、石油化学製品、紡織服装などの伝統産業の利点を最大限に活用し、対外貿易の輸出入の新ルートを開発する。ロシア、韓国、日本、モンゴル、東南アジア、中央および東ヨーロッパなどの国と地域との経済提携を強化し、企業の外向性と輸出能力を強化し、国際市場シェアを拡大し、国際的な影響力を増強する。 

　　　4.当市の「城、泉、山、海、島」の自然資源と歴史文化の利点を最大限に活用して、生態環境保護を強化し、古城の文化と芸術、沿岸レジャー観光、高級健康サービスなどの分野に焦点を当て、「一帯一路」沿線の国との交流と協力を強化し、生態観光文化名城を構築する。 

　　　二、主要任務 

　　(一) 地域のハブ機能を備えたインフラストラクチャ条件を完全に構築する。 

　　1. 航行通路を開通する。港の建設を強化し、港の開放をスピードアップする。全省港湾と資源の統合を積極的に実施し、港湾の分業協力と区域支線港湾の建設を促進し、省政府と招商局グループとの連携を緊密に協力し、省政府のリーダーシップの下で港間統合を促進する。国際および国内の水上運輸通路を申請し、中国?モンゴル?ロシアの陸海通し運輸大通路に参加し、輸送港から貿易港へのモデルチェンジを促進する。柳条溝港湾地区は一般的な雑貨、石油製品、化学品の輸送をメインとし、徐々にコンテナ輸送を実施し、港湾物流機能と臨港工業サービス機能を積極的に拡大し、輸送生産、港湾物流、臨港工業など多機能を備えた総合的な港湾地区に発展する。綏中港湾地区は、新エネルギー、工業原材料をメインにしに、百川エネルギーLNG埠頭プロジェクトと東戴河工業油脂有限会社の大豆に関する総合利用と高付加価値加工プロジェクトを重点的にサポートし、東北および北京-天津-河北地域の重要な工業原材料輸出入加工および流通センターに徐々に発展し、産業と港湾の協調開発を促進し、「港、産、城」の一体化を実現する。（市港口と口岸局、発展と改革委員会、関連県（市）区政府より責任を負う） 

　　2. 陸上輸送通路を開通する。鉄道および道路交通建設を促進し、関内と関外の交通ハブ機能を強化し、西から北京、唐山、秦皇島をつなぐ都市間鉄道網の建設、東から北京-瀋陽高速鉄道喀左駅の接続線の鉄道網の建設を加速し、綏中港の滞船滞貨緩和鉄道、葫芦島港の滞船滞貨緩和鉄道の建設を促進し、秦瀋線高橋北駅の建設を加速し、秦瀋線興城西駅を建設する。綏中から凌源高速道路の建設を加速する。高速道路接続線プロジェクトの建設を改善し、既存の道路網を拡張し、園区と道路網の主要幹線との接続を開通する。(市交通局、鉄道関連弁公室、発展と改革委員会、関係県〈市〉区政府より責任を負う) 

　　3. 国際物流サービスシステムを発展する。興城泳業国際倉庫保管物流センター、興城大紅門物流園区などのプロジェクトを積極的に推進し、興西商業貿易物流ハブを構築する。港湾物流機能を改善し、マルチモーダル共同輸送機能を備えた通用集散型の多くの道路と港湾物流園区を新規建設や改善し、柳条溝港湾地区の総合物流園、葫芦島港綏中港湾地区総合物流園区の企画と建設を促進する。シーフード、果物と肉類などの高品質製品のコールドチェーンロジスティクスプロジェクトを手配し、北京-天津-河北地域および北東アジア地域市場と積極的に連携する。 (市発展と改革委員会、商務局、港口と口岸局等より責任を負う) 

　　(二)対外貿易の品質と利便性レベルを全面的に改善する。 

　　1.対外貿易総合サービス能力を改善する。現地対外貿易総合サービス企業向けの多機能モジュールを積極的に構築し、1-2社の大型統合サービス企業を導入および育成し、さまざまな機能を完備し、現代情報技術を使用して、対外貿易企業にワンストップサービスを提供し、輸出入書類、検査申告、税関申告、税関検査、物流、税還付、外国為替などの効果的な統合を実現し、貿易コストを削減する。(市商務局、港口と口岸局、検査検疫局、葫芦島税関、税務局等より責任を負う) 

　　2. 貿易利便性を促進する。自由貿易試験区、提携区の建設を加速し、自由貿易区の優位性政策をコピーする。国際貿易のための「単一窓口」の建設を積極的に統合し促進する。通関管理システムとのドッキングを促進し、通関の「1回のみ申告、1回のみ検査、1回のみ通関」を実現し、通関利便性レベルを改善する。 (市商務局、葫芦島税関、検査検疫局、港口と口岸局、税務局等より責任を負う) 

　　3.中央および東ヨーロッパ「16+1」経済貿易提携モデル区を設立する。中央および東ヨーロッパ貿易博覧会に参加することを組織し、興城1688の実力産業クラスターモデル区とポーランド、チェコ共和国、ハンガリーなどの国との協力を拡大するようサポートし、中央および東ヨーロッパ諸国からのワインやクリスタル製品などの特別な製品を輸入し、中央および東ヨーロッパ輸入品展示センターを設立し、オンラインおよびオフライン統合発展を促進する。(市商務局、港口と口岸局、検査検疫局、葫芦島税関、興城市政府より責任を負う) 

　　4. 国際貿易媒体の建設を強化する。当市の国家レベル水着外国貿易モデルチェンジ?グレードアップ基地、省レベル農業副産物基地の建設を加速し、当市の輸出製品のクラスター式発展を促進する。中快物流より臨海産業園区で輸入モデル区を設立するようサポートする。葫芦島東方物聯および葫芦島鋅業株式会社より保税倉庫を建設し、企業運用コストを削減することをサポートする。葫芦島鋅業株式会社より金属と鉱物製品の取引センタープロジェクトを建設し、金属と鉱物製品保税スポット市場を構築することをサポートする。当市で総合保税区を建設するように模索する。(市商務局、港口と口岸局、葫芦島税関、政府金融弁工室等より責任を負う) 

　　5. 加工貿易モデル区の建設を促進する。加工貿易企業向けの企業誘致と資本導入を強化して、先進地域の加工貿易産業の移転を引き受け、既存の加工貿易企業のモデルチェンジ?グレードアップを促進し、独自の特色のある加工貿易産業クラスターを建設する。(市商務局、発展と改革委員会、葫芦島税関，相关市属開発区管理委員会より責任を負う) 

　　6.対外貿易の新しいルートを積極的に開発する。国内貿易企業の対外貿易分野の拡大を促進し、鉱物や食糧などの伝統的な貿易企業のモデルチェンジ?グレードアップを促進する。地方の象徴的な製品、外国の専門的展示会への企業クラスター式の参加をサポートし、国際市場で競争上の優位性を獲得し、ロシア、韓国、日本、および東南アジアなどの「一帯一路」沿線国と地域の市場をさらに開拓する。サービス貿易を積極的に発展させ、ロシア、モンゴルおよび中央アジア、中央および東ヨーロッパの国々をメインに、ソフトウェアや情報、人力資源、文化製品、先端技術などの新興サービスの輸出を拡大するよう努力する。 (市商務局、関係県〈市〉区政府、市属開発区管理委員会より責任を負う) 

　　(三) 全方位の資本科学技術人材提携システムを構築する。 

　　　1. 「一帯一路」沿線国々への葫芦島資源産業の優位性の宣伝と推薦を積極的に実施し、外商投資を誘致する。「一帯一路」沿線国と主要国の資源、政策、プロジェクト備蓄庫を確立、完備し、関係プロモーションビデオを作成して、良い対外開放雰囲気を作り出す。 (市委員会宣伝部、市発展と改革委員会、商務局、外事弁工室，各県〈市〉区政府より責任を負う) 

　　2. 外国駐在ビジネス機関、企業、ビジネス協会との提携を強化する。内部と外部の相互接続、政府と企業の相互作用、シンプルで効率的、市場運営の提携交流メカニズムを確立、完備する。社会的勢力を委託して企業誘致と資本導入を展開することを推進する。「一帯一路」沿線国での当市企業商会の設立を支援し、両地の経済および貿易の発展に保証とサービスを提供する。(市商務局，各県〈市〉区政府より責任を負う) 

　　3.「一号プロジェクト」を全面的に実施する。世界トップ500企業、国際業界大手企業を全力で導入する。日本の環境保護技術、医療養老、韓国のバイオテクノロジー、ドイツの先進製造技術などの分野との協力を強化し、韓国工業園、ドイツのカリ岩塩2期などのプロジェクトの建設を支援することに焦点を当てる。機器製造、非鉄金属、ファインケミカル、水着服飾、新エネルギー、新材料の6つの産業拠点の建設を加速する。魅力的な外商投資優遇政策を研究、制定する。ビジネス環境を全力で最適化し、ビジネス環境の関外第一市を構築する。(市商務局、ビジネス環境建設監督局，関係県〈市〉区政府、市属開発区管理委員会より責任を負う) 

　　4. 人材募集と知恵導入を積極的に行う。既存の人材計画、人材政策、人材プラットフォームを全面的にアップグレードし、国際経済貿易、金融サービス、科学技術革新、法律サービスなどの分野でハイエンド開放型エキスパートを積極的に導入する。国内外の高レベルの人材チームがプロジェクトを当市に持ち込み、事業を開始し、プロジェクトを申告するなどに対してサポートを与える。生活付帯サービスを最適化して、海外のハイレベル人材のための優れた労働環境と生活環境を作成し、優秀な留学生が卒業後に当市で操業や就職するよう積極的に努力する。 (市人力資源社会保障局、財政局、商務局より責任を負う) 

　　5. さまざまな産業園区のモデルチェンジ?グレードアップを確実に推進する。省レベル以上の経済開発区やハイテク産業開発区などの対外開放主力軍の役割を十分に発揮し、産業園区の発展計画を策定および改善し、さまざまな産業園区をさらに統合し、管理システムを合理化し、「大部門制」、「フラット化」などの管理モードを改善し、「管理委員会+会社」の運用メカニズムを模索する。産業移転の引き受け力を強化し、戦略的新興産業と競争優位産業の集積度を拡大する。(市発展と改革委員会、機関編制委員会弁工室、財政局，各県〈市〉区政府より責任を負う) 

　　　(四)全市産業全体対外輸出能力を向上する。 

　　1.海外の投資法の法律法規、政策システム、意思決定プロセス、および沿線国の発展動向を深く把握し、ビッグデータを使用して、「一帯一路」沿線国の特色産業と投資ホットスポットを分析し、産業発展における当市と関連国との間の交差点を見つけ、長期的な視点、全体的に配置、重点的に突破、および段階的に実施という原則に従って、当市の競争優位産業および技術基準の対外進出を積極的かつ着実に推進して、産業チェーンの拡大を加速し、製品の付加価値を高め、当市の産業製品の国際競争力を確実に高める。(市商務局、工業と情報化委員会、発展と改革委員会，各県〈市〉区政府、市属開発区管理委員会より責任を負う) 

　　2.競争優位産業の対外経済進出を支援する。知的財産権および高い技術レベルを持つ石油化学、機器製造、海洋工学などの競争優位産業の対外経済進出を激励し、機器製造のグローバル化レベルを高める。水着企業が海外で生産拠点を構築し、グローバル市場を拡大することを支援する。金融、物流、研究開発などの現代サービス産業の分野で香港とのドッキング協力を強化し、企業が対外経済進出を達成するために香港の商業貿易金融プラットフォームを使用することを激励する。(市商務局、工業と情報化委員会、関係県〈市〉区政府、市属開発区管理委員会より責任を負う) 

　　3.海外経済貿易園区の建設における国内企業の参加にサービスを提供して、グローバル生産能力提携を促進する。インド、スリランカ、パキスタン、ロシア、ウクライナ、タイなどとの「一帯一路」沿線国との提携を重点的に展開する。葫芦島(ブルネイ)鋼鉄有限会社、葫芦島北龍物流集団パキスタンカラチ小商品城、遼寧長志ポンプ業ドイツミュンヘン科学技術園などのプロジェクトの建設を支援する。綏中厚能集団がタイとスリランカに行って高性能リチウム電池に関する提携、遼寧中維高新技術株式会社がパキスタン、スリランカ、タイに、遼寧鑫業新材料有限会社がスリランカとインドに、綏中芳綸科学技術開発有限会社がカンボジアに行って経済貿易提携の展開または工場建設の投資などの国外提携プロジェクトの推進を加速する。(市商務局、工業と情報化委員会，関係県〈市〉区政府、市属開発区管理委員会より責任を負う) 

　　　4.優位性企業がインフラ建設プロジェクトを積極的に引き受け、国家対外援助プロジェクトに積極的に参加するよう激励し、対外工事請負の品質とレベルを向上し、設備と技術の出力を導く。企業の国外供給管理、研究開発、設計の総合的なサービスレベルを向上させる。国外重点工事情報共有プラットフォームの構築を強化し、コンサルティングサービをきちんと対応し、企業が国際規則を順守するように導く。省内の実力のある対外工事請負会社と積極的にマッチングして、下請プロジェクトの取得をを目指して努力する。(市商務局、工業と情報化委員会、発展と改革委員会，関係県〈市〉区政府、市属開発区管理委員会より責任を負う) 

　　5.国外エネルギーと鉱物資源開発提携に参加する。葫芦島市兆豊貿易会社によるウラル技術探査プロジェクトの買収と葫芦島市鑫民鉱業投資会社によるロシアの銅鉱プロジェクトの投資を重点的に支援する。カザフスタンでの中航黎明錦西化学機械(集団)会社の石油機械付帯提携プロジェクトを支援する。南海エネルギー資源の開発と提携に参加し、資格のある企業がと中国南海の石油?ガス掘削プロジェクトの建設のための機器と技術サービスを提供するよう支援する。資格のある企業が中国とブルネイの海上石油?ガス資源共同開発プロジェクトの建設に参加する資格のある企業を激励する。 (市商務局、工業と情報化委員会、発展と改革委員会，関係県〈市〉区政府、市属開発区管理委員会より責任を負う) 

　　(五)越境電子商取引に基づいてオンライン接続を構築する。 

　　1. 越境電子商取引サービスを改善する。「ワンクリック式」完了を促進して、取引、販売、調達、管理、設計、試験などの機能を備えた「全産業チェーン」越境電子商取引サービスシステムを確立する。 (市商務局、発展と改革委員会、工業と情報化委員会、港口と口岸局、葫芦島税関等より責任を負う) 

　　2. 越境電子商取引の運営と決済センターを建設する。通関、外国為替決済、税金還付のためのワンストップサービスを実現する。(市商務局、発展と改革委員会、葫芦島税関、税務局、人民銀行葫芦島市中心支店より責任を負う) 

　　3. 越境電子商取引が輸出入貿易と海外プロジェクトの建設と運営を実施するように促進する。遼寧省で唯一の海外展示センターである天誠泳業のドイツのフランクフルト海外倉庫に頼って、58個の海外倉庫の運営投入を加速し、国際的マーケティングネットワークの構築を加速する。(市商務局、発展と改革委員会、工業と情報化委員会、港口と口岸局、葫芦島税関等より責任を負う) 

　　　4. 東北地区の重要な越境電子商取引基地を構築する。水着の電子商取引、農産物の電子商取引、物流の電子商取引の3つの情報化取引プラットフォームの構築を加速する。越境電子商取引プラットフォームとDHLL、UPSの提携強化を重点的に推進し、深センフクロウ物流会社を誘致する。方徳、天波、東東売などの4?5社の特色のある越境電子商取引プラットフォームがより大きく、強くなるよう支援し、当市の越境電子商取引の発展レベルを向上させる。(市商務局、発展と改革委員会、工業と情報化委員会，相关県(市)区政府、市属開発区管理委員会より責任を負う) 

　　(六) リスク保護と資金支援システムを構築する。 

　　　1.財政政策を積極的に獲得する。国と省の「一帯一路」建設支援の財政政策をドッキングし、アジア地域提携のための特別資金を最大限に活用し、インフラストラクチャの相互接続と相互貫通、エネルギー資源の開発と利用、および重点産業のコア技術の研究と開発を重点的に支援する。当市既存の財政支援政策を最大限に活用し、ロシア、モンゴル、中央アジアでの対外プロジェクト投資提携を実施する優位性産業の支援をメインとし、プロジェクト投資に参加するためのソーシャルファンドを導く。(市財政局より責任を負う) 

　　2. 金融支援を積極的に獲得する。国家シルクロード基金、アジアインフラ投資銀行、中央予算内の特別資金などの融資投資プラットフォームとドッキングし、当市の対外投資提携プロジェクトの建設を支援する。国家開発銀行遼寧支店、中国輸出信用保険公社遼寧支社などとの提携を強化し、対外経済進出企業への融資保証や政策性融資などの金融サービスを提供する。企業の「対外経済進出、銀行や保険などの商業銀行が国外先進生産と管理経験の導入」ビジネスの金融ニーズの新しい特性に基づいて、多種類の抵当、貸付金を開設し、新しい金融商品を研究開発することを調査、改善する。意向のある企業を選択、育成し、遼寧株式取引センターに上場させ、意向のある優秀企業が国外上場を達成できるように支援する。ファンドやベンチャーキャピタル機関との協力を強化し、国外投資に関わる企業に直接融資を提供する。(市政府金融弁工室より責任を負う) 

　　(七)人文的コミュニケーションと民心相通のためのプラットフォームを構築する。 

　　　1.交流と提携を強化する。「一帯一路」沿線国や地域との経済および貿易取引、友好都市の締結と人的交流を促進する。葫芦島国際水着文化祭と葫芦島古筝文化の「一帯一路」ツアーなどのイベントを開催する。「一帯一路」国家文化交流基地を設立し、「一帯一路」文化コミュニケーション会社を設立し、民族歌舞パフォーマンス、芸術展、文化財の研究と保護、無形文化遺産などの分野で、ロシア、中央および東ヨーロッパ、東南アジアとの提携と交流を優先し、中国文化を広げる。(市委員会宣伝部、市文化広電新聞出版局、外事弁工室より責任を負う) 

　　2.教育提携を強化する。教育国際化推進プロジェクトを実施し、当市の大学とロシア、モンゴル、中央および東ヨーロッパ、東南アジアなどの沿線国の大学との学校間友好関係の確立を積極的に推進し、学術交流、交換留学生、教師訓練、学校運営提携などを実施する。エネルギー基礎研究の分野での遼寧工程技術大学の優位性を最大限に活用し、中国とロシア、中国とモンゴルの鉱業企業に提携プラットフォームとプロジェクトのドッキングを提供し、鉱業、機械、地質、環境など専門教師による相手との共同研究プロジェクトを促進し、エネルギーと鉱物の分野での科学研究提携を促進する。渤海船舶職業学院とロシア、モンゴル、中央および東ヨーロッパ、東南アジアなどの地域の学校や組織との学校間提携関係の確立を支援する。ロシア、モンゴル、中央および東ヨーロッパ、東南アジアなどの地域との学校間交流活動を実施し、学校間連絡を展開し、文化交流を促進する。(市教育局、発展と改革委員会より責任を負う) 

　　　(八) 都市国際化の魅力度を全面的にアップさせる。 

　　1.国際的沿岸観光と休養聖地を作り出す。観光文化発展機能エリアの建設を改善し、興城古城と九門口長城を中心としたレジャー文化機能エリアの建設を促進し、龍回頭桟道、海上楽園を中心とした海上体験エンターテイメント機能エリアの建設を推進し、綏中東戴河、興城紅ビーチを中心としたフリープラン観光やマイカー旅行機能エリアの建設を促進し、建昌龍潭大峡谷、虹螺山を中心とした生態観光機能エリアの建設を促進し、興城温泉新城、湯上温泉を中心としたヘルスケア機能エリアの建設を促進し、覚華島和葫芦山庄を中心とした伝統文化的機能エリアの建設を促進し、CBD平和広場と日本百万移住者大送還旧跡を中心とした国際平和テーマ教育機能エリアの建設を促進する。観光インフラの改善を加速し、観光産業を豊かにし、特色のある観光商品を開発する。日本AC株式会社と天誠泳業の温泉保養リゾートプロジェクトと葫芦島富都グループ歓楽龍湾テーマパークプロジェクトの提携を加速する。葫芦島市と北京-天津-河北を連結する協同発展観光先行エリアの建設を加速する。「一帯一路」沿線国の有名観光機関や企業と積極的につながり、当市観光目的地の区間や観光志向者を拡大する。(市観光発展委員会、文化広電新聞出版局、商務局、文旅グループ、関係県〈市〉区政府より責任を負う) 

　　2.国際的な生態型住みやすい文明都市を構築する。グリーン低炭素発展のコンセプトを順守し、クリーンエネルギーの適用を積極的に推進し、青空、碧水、青山、浄土プロジェクトを推進する。山、泉、海、島、湿地などの資源に頼って、地域の状況に応じて海岸公園と湿地公園を建設し、都市環境を美しくする。3都市共同繁盛を引き続き実施し、城中村を改造し、城中河の汚染対策を実施する。循環経済や生態環境保護などの産業を積極的に発展させ、日本株式会社和楊徳信の有害廃棄物処理、ごみ処理、わらのリサイクルなどの多くの環境保護産業プロジェクトが当市に拠点を構えるように積極的に取り組む。スマートシティの構築を加速し、都市の現代化レベルを向上させる。(市住房城郷建設委員会、環境保護委員会、商務局、関係県〈市〉区政府より責任を負う) 

　　　三、保障メカニズム 

　　(一)政府サービス職能を強化する。 

　　行政管理方法を革新し、行政管理レベルを向上させ、国際化、市場化、法治化の要求および貿易と投資の円滑化の需要を満たすサービスシステムを構築する。情報ネットワークプラットフォームを改善し、行政の透明性を向上させ、部門の共同管理を実現する。国際知的財産権の保護とサービスを強化し、知的財産権の管理と法執行システムおよび紛争解決、支援、仲裁などのサービスメカニズムを改善する。もともと政府部門が担当していた資産評価、鑑定、コンサルティング、認証、検査、検測などの機能を、国際基準を把握する法律、会計、信用、検査、検測などの専門サービス機関に徐々に移す。安全保障とリスクの予防と制御を強化し、主要な協力国の状況、投資プロジェクトおよびリスク評価と早期警告に関する情報をタイムリーに把握し、リスクの研究、判断と予防対応作業をきちんとする。(市機関編制委員会弁工室、発展と改革委員会、財政局、商務局より責任を負う) 

　　(二) 部門間の協力を強化する。通関、港湾検査、外国為替管理、税収処理、商務などの部門の協力?コミュニケーションメカニズムを確立し、港湾管理関連部門の情報の相互交換、監督管理の相互承認、法執行の相互支援の実現を積極的に推進する。より効率的な通関環境を作り出す。税還付の進捗を加速し、タイムリーかつ完全な税還付を保証し、企業に便利なサービスを提供する。(市商務局、港口と口岸局、検査検疫局、葫芦島税関、税務局、人民銀行葫芦島市中心支店等より責任を負う) 

　　(三)組織、指導を強化する。葫芦島市「一帯一路」サービスモデル区を建設するためのワーキング?リーディンググループを設立し、計画と発展、重大政策の研究と策定作業を統括的に実施し、モデル区の建設における重大な問題を協調して解決する。精鋭を組織し、「一帯一路」国家と企業の提携のために専門的にサービスを提供し、モデル区の建設に関する具体的な業務を統括的に協調し、行政許認可作業の代行とサービスに責任を持ち、「一口受理」モデルを実行する。各地域の実際の状況を組み合わせ、前もって計画し、方向を正しく選択し、重要なポイントを強調表示し、能動的に実行し、差異化発展を実施し、いくつかの重点プロジェクトを真剣に整理、発掘、備蓄し、「一帯一路」モデル区の建設に積極的にサービスを提供し、開放によって改革を促進し、発展を促進し、復興を促進して、ハイレベルの対外開放の新しい局面を常に創り出す。 (市発展と改革委員会、商務局、港口と口岸局、葫芦島税関，各県〈市〉区政府、市属開発区管理委員会より責任を負う)